ESGデータ・各種資料
レックスグループの事業活動における環境負荷低減の実績や取組状況を、各種データを通じてご紹介します。
あわせて、パンフレットなどの関連資料もダウンロードいただけます。
環境パフォーマンス


















CO2排出量(Scope1+2)の推移
レックスグループでは、GXリーグ(2013年度基準)およびSBT(2018年度基準)の両枠組みに基づき、事業活動に伴うCO₂排出量の削減を継続的に推進しています。
2030年度にはGXリーグ基準で約58%、SBT基準で約30%の削減を目指し、2050年度には両基準で排出量実質ゼロ(カーボンニュートラル)の実現を目標としています。
2024年度のCO2排出量は3,370tとなり、2013年度比で約51%、2018年度比で約19%の削減を達成しました。

注:Scope2はマーケット基準の排出量
注:集計対象範囲は「事業所別CO2排出量」を参照
事業所別CO2排出量
| レックスグループ 事業所名 | CO2排出量(トン-CO2) | |||||
| 2013年度 (GXリーグ基準年) | 2018年度 (SBT設定基準年) | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | |
| レックスホールディングス | 0 | 74 | 41 | 40 | 36 | 45 |
| レックスSR | 784 | 888 | 621 | 629 | 635 | 671 |
| レックスRF ★ | 565 | 506 | 396 | 295 | 398 | 414 |
| レックス九州 ★ | 824 | 1,474 | 1,572 | 1,427 | 1,535 | 972 |
| レックス東北 ★ | 0 | 304 | 239 | 237 | 196 | 214 |
| バックキャストテクノロジー総合研究所 | 0 | 2 | 1 | 0 | 1 | 2 |
| 大林 | - | - | - | - | - | - |
| RTT ★ | 1,021 | 842 | 1,101 | 1,090 | 1,239 | 1,005 |
| エコプランニング | - | - | - | - | - | - |
| リマテックホールディングス ★ | 0 | 28 | 23 | 37 | 40 | 48 |
| リマテックR&D ★ | 3,742 | 36 | 27 | 26 | 25 | - |
| 合計 | 6,152 | 3,192 | 3,357 | 3,113 | 3,436 | 2,654 |
注:★マークのある事業所の2018年データは第三者保証を取得しています。
注:2024年4月にリマテックR&DはレックスRFに吸収合併されました。
注:エコプランニングは集計対象外であり、大林も2025年度8月からグループに参入のため集計対象外
CO2排出量(Scope1+2+3)実績
レックスグループでは、自社の事業活動に伴う直接排出だけでなく、原材料調達から製品の使用・廃棄に至るまでの間接的なCO₂排出量(Scope3)も含め、サプライチェーン全体で排出量を算定しています。
2022年度のCO₂総排出量(Scope1+2+3)は244,895t-CO₂で、このうちScope3が約99%を占めています。なかでも製品の使用(カテゴリ11)が197,897t-CO₂(約81%)と最も多く、続いて購入した製品・サービス(カテゴリ1)、事業から出る廃棄物(カテゴリ5)が大きな割合を占めています。これら3項目でScope3全体の約97%を構成しており、当社の排出削減における重点領域となっています。

スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
スコープ3:スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
2,620t-CO₂
1,162t-CO₂
33,715t-CO₂
1,049t-CO₂
600t-CO₂
1,885t-CO₂
5,651t-CO₂
27t-CO₂
274t-CO₂
15t-CO₂
197,897t-CO₂
※2021年度より下記データベースを用いて算出しています。
◎ガイドライン:サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(Ver.2.4)20022年3月環境省・経済産業省
◎CO₂排出原単位データベース:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.2)
および「LCIデータベースIDAv2.3(サプライチェーン温室効果ガス排出量算定用)
注:集計対象範囲は「事業所別CO2排出量」を参照
注:カテゴリ1には、グループ間取引が含まれています。
再生可能エネルギーの活用
レックスグループでは、事業活動で使用する電力の再生可能エネルギー化を進めています。
2023年度の再エネ率は4.7%(自家太陽光発電を含む)、2024年度は4.4%となりました。
現在は、電力契約の見直しによる非化石由来電力の導入や、自家消費型太陽光発電設備の設置など、拠点ごとの取組みを通じて再エネ利用を拡大しています。
今後もグループ全体で再生可能エネルギーの導入を進め、CO₂排出削減と持続可能な事業運営を推進していきます。

注:購入電力(CO2フリー)は「再エネ指定なし」の電力を含みます。
注:原子力などを含む「再エネ指定なし」のCO₂フリー電力は、再エネ比率の算定対象外としています。
再資源化率の推移
レックスグループでは、資源循環を中核とした事業を展開しており、RF事業・SR事業を中心に再資源化率の向上に取り組んでいます。RF事業における2024年度の再資源化率は99.0%となり、エコ・ファーストの約束で掲げる目標値(97%以上)を継続して達成しました。
今後も、グループ全体でリサイクル率の維持・向上を図り、限りある資源を最大限に活用する循環型社会の実現を目指していきます。

グループの取り組み状況
カーボンフリー電力使用開始/レックスRF
レックスRFでは、2025年11月3日から、工場で使用する高圧電力の契約を「再エネECOプラン」に切り替えいたしました。
これにより、大阪府岸和田市地蔵浜町の工場で使用する電力のすべてが、再生可能エネルギー由来となりました。
今後も、持続可能な社会の実現に向けて、脱炭素の取組を積極的に推進してまいります。
7.28リメンバーデー/レックス九州
レックス九州では、毎年「7.28リメンバーデー」を実施しています。
この日は、過去に起きた事故や重大災害を決して忘れず、同じ過ちを繰り返さないことを全員で誓う大切な日です。
2025年7月28日には全員集会を開催し、当時の事故を経験した社員や先輩方から体験談を共有いただきました。
その思いを胸に、レックス九州では今後も安全意識を高め、事故・災害ゼロの職場づくりに取り組んでいます。
サステナビリティレポート
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