エンジニアリング

解決できない課題に、
ビスポークで解決策を提供。
「理想の循環からはみだすもの」をもう⼀度理想の循環にもどすためには、これまで世の中になかったソリューションの創造が必要になる場合もあります。
レックスグループでは、これまでの数多くの研究開発やエンジニアリング経験を基に、お客様に伴⾛しながら、各種調査、アイデアの提案、検証、実装を行ない、独⾃の新しい循環システムを構築します。





共同研究‧受託研究サービス
レックスグループでは、お客様の課題解決をお⼿伝いする共同研究‧受託研究サービスを実施しています。
既存のソリューションでの課題解決が難しい場合、新たなソリューションを⽣み出すために必要な各種調査(技術調査、マーケット調査等)を実施し、解決可能なアイデアを提案します。
また、そのアイデアを検証するための研究開発(テーブルテスト)をお客様とともに実施します。


共同研究‧受託研究サービス事例
⼆次電池⽤材料製造プロセスの開発
- 課題
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国内未利⽤資源の活⽤
バッテリーの主原料となるレアメタルは海外からの輸⼊に依存しており、価格‧供給量の⾯で⼤きな課題となっています。この課題に対して国内で発⽣する廃棄物(焼却灰)中にレアメタル成分が含まれていることに着⽬し、これを回収して⼆次電池⽤材料として利⽤する製造プロセスをニ次電池製造メーカーと共同で開発しました。
低コストな製造プロセスの設計既存の製造プロセスは多くの⼯程から構成されており、製造コストが⼤きくなることが課題です。この課題に対しては、環境負荷の⼤きくなりやすい⼯程を別の⽅法に代替することで消費エネルギーや副⽣する廃棄物量を⼤幅に低減できる回収技術の設計に取り組みました。
- ⽀援ポイント
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⼀貫製造プロセスの技術開発とプラント開発
廃棄物を出発原料とした場合、製造プロセスは廃棄物からのレアメタル成分回収⼯程と、バッテリー材料製造⼯程から構成されます。これらの⼯程を統合した⼀貫製造プロセスを構築し、プラントの設計‧施⼯‧運転に⾄るまでのすべての開発ステップを⽀援しています。
プラント設計‧建設サービス
レックスグループでは、新たなソリューションを⽣み出すための研究開発を実施するために必要な装置やプラントの設計‧建設をすることも可能です。
もともとレックスグループの直営⼯場は、⾃社の研究開発成果を基に⾃社で設計‧建設したものです。
直営⼯場だけでなく、⾃社開発プロセスの海外移転、研究開発段階におけるパイロットプラント‧商⽤プラントを含めると20基以上の資源化プラントを設計‧建設しています。


プラント設計‧建設サービス事例
各種廃棄物を活⽤したセメント焼成⽤燃料製造プラント
- 課題
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- セメント⼯場は既に多種多様な廃棄物の受け⼊れを⾏っていますが、より多くの廃棄物を活⽤するためには受け⼊れ廃棄物の性状を平準化する必要がありました。
- 固形物や液体等の性状が違う廃棄物やサイズ等が様々な廃棄物をできる限り⼀つのプロセスでハンドリングできるプラントが必要でした。
- ⽀援ポイント
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- 各種廃棄物を受け⼊れ段階で性状ごとに仕分けし、ブレンドすることでセメントキルンに投⼊する廃棄物の性状を平準化するプロセスを構築しました。
- 仕分け⽅法やブレンディングノウハウを提供するため、グループ直営⼯場においてお客様の運転スタッフの研修を実施しました。
運転‧維持管理サービス
レックスグループでは、グループ直営⼯場の設計‧建設‧運転‧維持管理を通じて、様々な廃棄物のハンドリング、再⽣品の品質管理をはじめとする各種⽣産管理のノウハウを蓄積しています。
これらのノウハウを活⽤し、⾃社のプラントのみならず、お客様の処理‧リサイクル施設の運転管理サービスを実施しています。
また、各種設備のメンテナンス等で培った経験を基に、⼤型タンクの清掃や配管洗浄等のお客様の設備の維持管理サービスを実施するとともに、メンテナンスに伴い発⽣する洗浄⽔等の廃棄物のリサイクルについても提案しています。



運転‧維持管理サービス事例
PCB汚染⼟壌無害化処理プラントの運転‧維持管理
- 課題
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- 無害化処理を実施するプロセスは⾼温であり、またPCBという有害物質を取り扱うため、⾼いレベルでの安全対策が必要でした。
- 24時間運転を実現する必要がありました。
- ⽇本初のPCB汚染⼟壌処理⼤型商⽤施設であり、その運転ノウハウを他に展開する必要がありました。
- ⽀援ポイント
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- 5直3交代体制を構築するために約60名の運転員を現地雇⽤し、高温プロセスにおける教育‧研修を実施しました。
- 化学防護服、およびエアラインマスクを着⽤した運転管理を行ないました。
- 受⼊⼟壌はPCB濃度のばらつきが⼤きく、プラントの安定運転のため、濃度を平準化する前処理プロセスを計画し、実施しました。
- 運転管理ノウハウをマニュアル化し、後々活⽤できるベースを構築しました。















